Googleアナリティクスで読者の滞在時間を確認し、「短っ!」と思ったことはありませんか?
私は平均滞在時間が8秒と表示されて腰を抜かしそうになったことがあります。読者は文章をほとんど読んでいなかったということです。
なぜユーザーは文章を読まずに離脱してしまったのか?仮説検証を繰り返した結果、平均滞在時間は1分以上にまで伸びました。
この記事でご紹介する、さくさく読める文章の書き方3選を守れば、ユーザーに有益な情報を届けられるようになり、結果としてブログ収益が伸びやすくなります。ぜひ最後まで読んでください。
文章術①記事がぱっと見で面白く見えるように装飾する
サクサク読める文章を書くためには、ぱっと見(文章の見た目)にこだわる必要があります。見た目で読みたくないと思われたら、中身を見るまでもなく離脱されてしまうからです。
見た目には3つの要素があります。
- 文章と文章の間のスペース
- 漢字・ひらがな・カタカナ・英数の割合
- 色使いや画像
文章と文章の間のスペースは、100〜150文字をめどに空けることをおすすめします。新聞のように文字がぎゅうぎゅうだと読むのに疲れてしまうからです。
漢字・ひらがな・カタカナ・英数の出現割合にも注意します。特に、漢字を2〜3割におさえる意識を強くもちます。感じが多いと読むのが疲れるからです。
漢字3割・ひらがな6割・カタカナ英数1割くらいのバランスが良いですので、覚えておいてください。
ぱっと見の要素3つ目の色使いや画像とは、大事なポイントに下線を引いたり、言葉で説明しづらいことを画像におこして伝えることです。
ただし、下線や画像は使い過ぎに注意です。画像は1つのH2につき2〜3枚、下線は3つの段落につき1つ程度にすると見やすいでしょう。
文章術②結論ファースト!PREP法で書く
よほどの理由がない限り、文章はPREP法で書きます。
PREP法とは、結論→理由→具体例→結論の順で文章を構成する文章術です。
なぜPREP法で書くべきかというと、ユーザーは結論が1秒でも早く知りたいからです。
例えば以下の会話をイメージしてください。
ユーザー:「札幌市にある美味しいラーメン屋はどこ?」
記事:「札幌市とは、北海道にある人口195万人の都市で、北海道の道庁所在地です。札幌市には1000以上のラーメン店があるとされています。人気の味は味噌で、バターやコーンのトッピングが多くの人に選ばれています。味噌ラーメンが人気の美味しい店はA店で、札幌市●●にあります。」
多くのユーザーが「札幌市とは」くらいで聞くのをやめます。どこ?と聞かれたら場所(結論)を真っ先に答えるべきです。その後、人気の理由・具体的な人気メニューを紹介しましょう。
このようにPREP法を活用することでユーザーがスムーズに読みやすい文章を書けるようになります。
文章術③冗長さを取り除く
サクサク読める文章3つ目のコツとして、冗長さを取り除くことが挙げられます。冗長とは長ったらしくて無駄なことです。
冗長さが多いほどユーザーを疲れさせ、離脱を誘発しやすくなるため、冗長さを取り除くことは大切です。
典型的な冗長フレーズと、その修正の例は下記の通り。
- 〜することができる → 〜できる
- 上を見上げる → 見上げる
上記以外にも、意味が通じる言葉はできるだけ取り除いた方が良いです。
まとめ:サクサク読める文章の書き方3選
サクサク読める文章の書き方3選をご紹介しました。
文章のぱっと見を「読みやすそう」に変えることで文章の中身を読んでもらう。PREP法を活用することでスムーズに文章を理解してもらう。冗長さを取り除くことで、ユーザーが最後まで記事を読めるようにアシストする。
上記の全てを意識して文章を書くことで、離脱されにくく、ユーザーに役立つ記事になります。
意識できていないところがあればぜひ参考になさってください。
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